TPPはクールジャパンも殺す。

勿論、「表現の自由」も。
自民党は、「ウソつかない」とか「ブレない」とかだそうですが。
「TPP参加による影響は、アベノミクスの効果が出た後だから、心配要らない」とかの楽観論を唱える方もおいでですが。

経済的な要素を含む現実を、教条的な理由であからさまに無視した表現規制をやらかす政権の経済政策を、信用できますかね。
ウソついて、ブレてる政党が、権力を濫用しないと、信頼してあげる事が出来ますかね。

なお、TPPの「聖域」が維持出来るかどうか、まあ絶望的ぽいと言うか、最初から有り得ないのは、ニュースの通りですが。
著作権関係は、「聖域」にすら入っていないという。

東京新聞「聖域」死守は半数以下 政府筋 TPPで譲歩方針経済(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013062002000108.html


そればかりか、「聖域」が確保出来るとして、その交換条件の生贄にされるんじゃないかって話すら。

・日経が絶妙の「飛ばし」をまた披露(山本 一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース 
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20130710-00026329/



吉良よし子さん(日本共産党の、参院選東京地方区の候補者)のウェブサイトより。

児ポ法改悪、創作物の表現規制に反対 TPPから同人誌とコミケを守ろう - 主張・政策 - 日本の未来にキラリ☆吉良よし子
http://kirayoshiko.com/opinion/2013/07/post-3.html

《安倍政権が推進しようとしているTPP交渉参加も、コミケを脅かすものです。TPPの「関連項目」の中に、「著作権侵害非親告罪化」という項目があります。これは、著作権を「侵害」した人を、作者からの告訴がなくても検察が起訴・処罰できる、つまり行政当局が「この作品は著作権を侵害している」と判断したら起訴される、ということです。これは漫画同人誌にとっては重大なことです。なぜなら、漫画同人誌には既存のコンテンツのパロディ(2次創作物)が多いので、「著作権侵害」とされる危険性があるからです。
 よって、コミケを守るためには、自公維提出の児ポ法「改正」案とTPP交渉参加の両方に反対する必要があります。》


東京の、お志お有りの方、ご参考にどうぞ。

条約は、国会での議決が無ければ、批准出来ません。
表現規制・反TPP派の議員を1人でも増やし、反表現規制・反TPP派の政党の勢力を、たとえ僅かであっても伸ばす事もまた、実の有る抵抗の為、有意です。




ところで、今年は、日本SF大会不参加か。
わりと近所の広島開催なのに。




■日本に「再交渉、蒸し返し認めぬ」…TPPで米
(読売新聞 - 07月18日 23:25)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130718-OYT1T01480.htm
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2508746

《【ワシントン=岡田章裕】米通商代表部(USTR)のフローマン代表は18日、オバマ政権の通商政策について下院歳入委員会で証言した。


 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への日本の参加問題を巡り、「(まとまった交渉文書の)再交渉も、蒸し返すことも日本に認めない」と述べ、日本が23日に正式参加しても交渉を遅らせない考えを強調した。年内に妥結するという目標も、「野心的だが、実現可能だ」と堅持する姿勢を示した。

 日本からコメなどの農産品で関税撤廃の例外を求める声が出ていることについて、「事前には、いかなる例外も認めていない。日本はすべての品目を交渉対象とすることに同意していることが重要だ」と指摘した。》