「自民党は暴走なんかしない」?w

>野党の時に謙虚で、親切で、常識のある自民党でなければならないと考えてきた

菅氏への中傷に関しての謝罪と撤回はマダー?

原発再稼動なら、原発への無限責任保険が要るでしょう。
ワタミを擁立って、ワタミは「ブラック企業」じゃない事にする積り? 労働環境を、その制度設計を、是正する積りは無いの?
格差・貧困問題は?
解雇規制緩和したがってるけど、その一方で社会保障政策を弱体化ですか?
アベノミクス」は現状期待されてる様だけど、矛盾してる政策を出してませんか。表現規制問題は? TPP参加は?
マトモな、実在する児童の人権擁護の制度設計は?
少子化問題への有意な対処は?
財政規律は?
慰安婦問題などでの歴史修正主義な姿勢で、親分のアメリカ初め、各国議会から叩かれちゃってる訳ですが?(アレな皆さんのダイスキな台湾すら含みます)

公明党の皆さんと連立を組む限り、暴走するなんてことはあり得ない

あの憲法改正案は、国(政府)側の縛りを緩め、国民を拘束しようと言う物です。
そして、先ず96条を先に改正しようとする手口。
これは、公明党も「2段階案」には賛意を示した由(今の所、基本は慎重な様で、不幸中の幸いではある。学会員はもう少し護憲に熱心だろうし)。
自民的には、今後も、「理解を得る」努力を怠る事は有り得まい。過度の期待は禁物。

第一次安倍政権当時に立法した「国民投票法からして、最低投票率の規定が無い。
昨今の投票率の低さから見ても、国民投票の高投票率も、義務化されでもしない限り期待出来ない。
憲法が重要なものなら、尚更、易々と改正出来る物であってはならない。

辻村みよ子教授(憲法学)によれば。
日本国憲法の改正手続きは、各国と比べて格別に厳しい訳でもない。
圧倒的多数の国では、日本より厳格。
ドイツ・フランス両国の憲法とも、国の基本原理に抵触する改正は許さない様に歯止めをかける条文が存在する。

・チェック改憲 改正手続き国際比較すると (東京新聞) | 「日々担々」資料ブログ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8521.html

Togetter
・落合弁護士が語る、片山さつき氏の「芦部先生の直弟子」発言に感じたこと。」
http://togetter.com/li/420466
・落合弁護士が語る、芦部憲法説「憲法制定権力」、改正の限界
http://togetter.com/li/421489
日本国憲法改正には限界がある
http://togetter.com/li/420848
憲法学者 芦部信喜佐藤幸治の学説について
http://togetter.com/li/421322


・河上暁弘さん(中央大学-憲法学)
■講演レジュメ
原点から考える日本国憲法の基本原理と国民投票法
日本国憲法施行60年の日に―
http://www.ne.jp/asahi/heiwa/kenpou/kaiho/14/14_08.html

芦部信喜は,限界論の論拠に触れて,要旨,次のようにして指摘する。
憲法制定権力(制憲権)は憲法改正権の生みの親であるから,改正権が自己の存立の基盤と言うべき制憲権の所在(国民主権)を変更することは,いわば自殺行為であって理論的に許されない。》

自らへの拘束を緩めようとご熱心な権力者達に、「暴走しない」と言われ、安心出来る訳はありません。
そもそもが、既に、暴走しまくってます。




その他参考
・96条の会
http://www.96jo.com/

憲法学者自民党改憲案をどう読んだか - Die Zeit des Rechts
http://d.hatena.ne.jp/asobitarian/20130716/1373956600



■石破幹事長「暴走なんかしない、理由は二つ」
(読売新聞 - 07月18日 09:24)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news2/20130718-OYT1T00219.htm
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2507531

《自民・石破幹事長「『自民党が勝つと、また暴走する』という人がいますね。私たちは暴走族じゃない。暴走なんかしない。二つの理由がある。野党の時に謙虚で、親切で、常識のある自民党でなければならないと考えてきた。そして、公明党の皆さんと連立を組む限り、暴走するなんてことはあり得ないからだ」(埼玉県所沢市内での公明党候補の応援演説で)》