「寝ててくれればいい」

森喜朗氏(自民党)「そのまま寝てしまってくれればいいんですけれども」(2000年6月)

当時から、政治の駄目な所は、あまり変わっていないようで。

憲法改正に必要な、「日本国憲法の改正手続に関する法律」(国民投票法)(第一次安倍政権で成立)も、投票率についての規定は有りません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%81%AE%E6%94%B9%E6%AD%A3%E6%89%8B%E7%B6%9A%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B
棄権者の意思を尊重したい由です。



自民党憲法改正草案は、国民を縛る要素の多いものですが。
「戦う民主主義」についての規定は無い様です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E3%81%86%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9

義務投票制(罰則付き)も、行おうという流れは無い模様。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A9%E5%8B%99%E6%8A%95%E7%A5%A8%E5%88%B6

上記2つの概念は、筆者も一概に賛成ではありません。
ですが、議論の余地は有る考えでありましょう。


「国の為」と言いながら、憲法や法令で、国民を縛る事を望む政治家達が。
国政選挙や、改憲の行方を決める国民投票への参加率の低さについては、問題視しない。
民主主義の自己否定に繋がる改変を容認しない、という仕組みは作りたがらない。

これは、その様な政治家達自身、実は、それらの案件を、自分達の恣意の為にだけ弄りたがっている、という事では?


そんな輩に好きにさせているのは、結局は、市民であり有権者なのですが。
だから、選挙には、行っておきましょう。
期日前投票という、便利な仕組みも、ございますので。



参院選、低投票率の見方=50%割れ予想も【13参院選
(時事通信社 - 07月17日 19:02)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201307/2013071700708&g=pol
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2507020