「マスゴミではない。ゴミマスである。」?

　この問題に興味を持って、発言や論評をするなら、基礎知識くらいは押さえましょう。
　まず責任を負う立場であるのは、県なのです。

　「家畜伝染病予防法」（及びその「施行規則」）と、「口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針」により、都道府知事等の自治体の長に、責任と権限が有る旨が明記されています。
　「家畜伝染病予防法」は、都道府県の「法定受託事務」にあたり、国の関与が制限されますのです（場合によっては干渉出来ますが）。

　ニュースの関連日記一覧を見ますと、ゲンナリ致しますな。　
　判っていない御仁が多い上、怪しげな、「ああ、デマだなあ」なんてのも、相変わらず見受けられますし。
　だいたい、国だって、然るべく、出来ることはやってたっつーに。

　民間種牛とその飼い主さんについては、防疫の徹底や他の農家との公平性を踏まえれば殺処分は当然とも考えますが、正直、気の毒とも思いますので、取り合えず、ノーコメント。