残念な人。何がって、「九合目でギブ」が。
「人騒がせな」と言うより、「九合目まで」って辺りで、ですね。
「そこまで登ったのに、惜しいなあ」、と言う感想が、沸いてきますよ(笑)。
富士山の登山道は、複数有りますが、この人が登った富士宮口も含め、順々と山小屋が有りまして。
シーズン明け早々ですので、まだ営業していない所も有りますが、営業を始めた所も有ります。
事前に下調べしておけば、営業を始めていて、空きが有る山小屋に予約を入れて、宿泊して、食事をして、入浴して、布団で寝て。
翌朝早起き出来れば、余裕でご来光を観れて、頂上まで行けたでしょうに。
最悪の事態にならずに済んだのは、良かったですが。
携帯電話を持っていて、電池が切れていなくて、アンテナが繋がる環境で、助けを求める発想が有ったなら、最寄の、投宿できそうな(或いは助けを求めて良さそうな)山小屋について、携帯のネット等で調べる発想も欲しかったですね。
調べてみた所、高い方に有る山小屋は、当時は未だ営業していなかったり、或いは、当時、営業していたかどうかが、確認出来なかったのですが。 結局、六合目まで、自力で降りてきていたそうですし。
もう少し上手くやっていれば、山岳救助隊の厄介にも、ニュースのネタにも、ならずに済んだでしょうにね。
■「手ぶら思いつき」で富士登山、「助けて」
(読売新聞 - 07月03日 12:07)
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