ことばともじのはなし

「大好き」「好きだよ」「愛してる」「好きやねん」なら、何位くらいになったんですかね。
英語では、「Lovin' you」も良いですね。

しかし、こういう調査は、何らかの偏見が介在する様な気が致しますねえ。


・世界一ロマンチックでない「I love you」は日本語=調査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1110951&media_id=52
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-13894420100215

《 [ロンドン 12日 ロイター] 英ロンドンに拠点を置く翻訳会社トゥデー・トランスレーションズが言語の専門家320人以上を対象に実施した調査で、フランス語で「愛」を意味する「amour」が、世界で最もロマンチックな単語に選ばれた。

 イタリア語で同義の「amore」は僅差で2位、イタリア語とスペイン語で「とても美しい」を意味する「Bellissima」が3位、イタリア語とスペイン語で「最愛の人」を意味し呼び掛けに使われる「tesoro」が4位にランクインした。 

 最もロマンチックな言語ではイタリア語が1位に選ばれた。  

 一方、ロマンチックではない響きがする「I love you」の言い方では、SFシリーズ「スタートレック」で使われるクリンゴン語だという「qaparha」などを抑え、日本語の「私はあなたを愛します」が1位となった。》

参考
http://74.125.153.132/search?q=cache:nKcp04gKPjcJ:gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1266218723/+Lovin%27+you3;%E3%80%80%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%80%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8CI3;love+you%E3%80%8D%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%EF%BC%9D%E8%AA%BF%E6%9F%BB&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp


もう1件。
mixiニュースは掲載終了していましたので、その元になったページと、その他の関連のページへのリンクを。

インドネシア:文字のないチアチア族 民族語をハングル表記
http://mainichi.jp/select/world/news/20100220dde007030004000c.html

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2628377/4431390
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0806&f=national_0806_052.shtml
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=118903&servcode=A00§code=A00
http://www.asahi.com/international/update/1222/TKY200912220501.html
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=121715&servcode=100§code=120
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.afpbb.com/article/life-culture/life/2628377/4431390

・【韓国】ハングル 世界飛翔文字を持たないインドネシア少数民族チアチア【韓国ブログ】
http://korea.areablog.jp/blog/1000001984/p10124315c.html
(ここは多少具体的で、参考になりました)

アビディン教諭によると、チアチア語には、英語などで用いるラテン文字では表しにくい激音(破裂音とともに息を激しく出す子音)があるが、ハングルならそのまま表記が可能。また、ハングルにないf、v、zの発音がチアチア語にもないといった共通点があるという。》

無文字言語だったチアチア語に、適切な文字が必要で、ラテン文字よりは適しているらしいハングルが採用されたって話でしょう。
ラテン文字、或いはバリ文字とかジャウィ文字とかで問題無いなら、既に何らかの文字の使用が開始されていた筈です。

尚、インドネシア公用語インドネシア語は、ラテン文字で表記しています。
チアチア語にとって、言語文化的な最大の脅威であり、ラテン文字を使用するインドネシア語とは、表記において区別しておきたい事情も有ったのかも知れません。

インドネシア政府の反応は必ずしも芳しくない。教育省言語センターのハンナ博士は「チアチア語とハングルの類似点、相違点に関する基本的な研究すらまだ行われていない。文字を持つことで少数言語が残ることは意義があるが、まずインドネシアの他の少数言語の文字がチアチア語に使えないか調査すべきだ」と疑問を呈する。》

インドネシア中央にも、何やら不快がっていることを語る人がおいでですが、上記を読む限り、この問題については、今まで、何の調査も研究もしていなかった模様ですね。
スハルト時代は、少数民族の言語への扱いは酷いものだったそうで、現在の状況は好転しているらしいですが。

この件についてのネットでの発言を見ますと、複数の方々が、韓国の文字を取り入れるのは、良くないと御主張されておいでです。
曰く、韓国は、世界で1、2を争うレイプ大国なんだそうです。
それが、ハングルという表音文字と、どう関連性が発生するのか、不明ですが。

関心が有るならば、ハングルは、チアチア語を表記する上で、向いているかどうか、もっと適した文字は有るのかどうか、有ったとしてそれは本当に適しているのか、といったことで論じれば良い話ですのにね。

どなた様も、何か異論が有るなら、具体的な対案を出すべきではないかと。
困っていたチアチア人の方々に対し、今まで具体的に何もしていなかった人間が、現実に提示され具象化された解決策に対し、ケチだけつけるのは、見苦しいというものです。


ちなみに、「文字」と「言語」を区別出来ていない人も居ましたが、論外です。
ここまで読解力が無いとは、嘆かわしいことですね。


余談ですが。
「韓国は、世界で1、2を争うレイプ大国」とかは、データを見ますと、そんなことはないらしいのですね。

参考
・韓国は強姦発生率No.1? - ホンマかいな在日特権
http://blog.goo.ne.jp/mpac/e/fcbebc96de6e2a6910a64dc7d72f001d
・「犯罪率統計・国連調査」
http://web.archive.org/web/20080612191155/http://ms-t.jp/Statistics/Data/Crimerate2.html
《参考サイト UNITED NATION Office on Drugs and Crime(PDFファイル) 
http://www.unodc.org/pdf/crime/seventh_survey/7sc.pdf

上位10位にも入っていない国を、「レイプ大国だからどうこう」と言われる方々は、ならばそれより上位の国々、例えば豪州、カナダ、米、英、仏については、尚のこと、普段からそう言わねばならんのではと考えます。
そうされておいでではないとしたら、何故なのでしょうね。

特に、後三者は、国連安保理事会常任理事国にして、サミット常連ですが。
アメリカ様は、日本の(韓国にとっても)親分ですが。
そんなことは、問題ではありません。
こんなレイプ大国と付き合ってたら、碌な事は有りません。
我ら日本国も、こんな連中とはさっさと手を切って、ついでに、鬼畜欧米列強の使用文字であるラテン文字の使用も全廃するべきでしょうな。
漢字もいけません。
中国なんぞの産物を導入し依存するのはもっての外です。


もう、なにもかも、やまとことばだけでしゃべって、ひらがなとカタカナだけでかけばいいんじゃないでしょうか。



《<インドネシア>民族語をハングル表記…文字のない少数民族
毎日新聞 - 02月20日 13:04)

【バウバウ(インドネシア・ブトン島)井田純】

インドネシア東部の少数民族チアチア族が、文字のなかった民族語の表記にハングルを採用、昨年から小学校で授業に取り入れるなど普及を進めている。地元には、これを機に韓国との結びつきを深め、経済振興につなげる狙いもある。しかし、インドネシア政府内には「ハングルはインドネシア文化になじまない」と、突然のハングル流入を警戒する声も出ている。

 ◇投資も期待、政府は不快感

 「私は友達と学校に行きます」「私たちはチアチア語を勉強します」。ブトン島南部に位置するバウバウ市郊外のカルヤバル小学校。アビディン教諭が文章を白板に書くと、4年生の児童たちが大きな声で読んでいく。文字はハングルだが、言語は韓国語と全く異なるチアチア語。ラフミン君(11)は「ハングルはすぐに覚えられた。面白いから家でも勉強している」と話し、教科書に書いたハングル表記の自分の名前をうれしそうに指さす。

 ハングル採用のきっかけは、05年にバウバウ市で開かれた国際会議。市によると、会議に参加した韓国の言語学者がブトン島に文字のない言語が多いことに着目。ハングル普及を目指す団体「訓民正音学会」が、文字を持たないチアチア語の表記にハングルを使用することを提案した。市が昨年、正式に採用を発表し、半年前からこの小学校でハングルによるチアチア語の授業が始まった。

 アビディン教諭によると、チアチア語には、英語などで用いるラテン文字では表しにくい激音(破裂音とともに息を激しく出す子音)があるが、ハングルならそのまま表記が可能。また、ハングルにないf、v、zの発音がチアチア語にもないといった共通点があるという。

 市によると、チアチア語話者はブトン島などに6万人程度とされる。市の担当者は「チアチア族の若い世代では、日常、インドネシア語を多く使う傾向が強まっていた。文字を得て、チアチア語消滅の危機が遠のいた」と話す。カルヤバル小の地区ではすでに道路名の標識にハングル表記を取り入れ、近くにある第6高校では韓国語の授業も行われている。アミルル・タミム市長は「韓国との交流が活発になることで、観光振興や韓国企業からの投資を期待している」と意気込む。

 しかし、インドネシア政府の反応は必ずしも芳しくない。教育省言語センターのハンナ博士は「チアチア語とハングルの類似点、相違点に関する基本的な研究すらまだ行われていない。文字を持つことで少数言語が残ることは意義があるが、まずインドネシアの他の少数言語の文字がチアチア語に使えないか調査すべきだ」と疑問を呈する。

 外務省は「極めて特異なケースで、インドネシア国民としてのアイデンティティーにもかかわる問題。インドネシアになじみのない韓国の文字が地域文化に与える影響が懸念される」と不快感を示している。

 こうした声を踏まえ、在ジャカルタ韓国大使館も「『訓民正音学会』という民間団体が独自に行っていることで、政府としては関与していない」とし、「この活動が韓国の国益にかなわないようであれば適切に対処する」と話している。

 昨年末にはバウバウから市長らが韓国を訪問。ソウル市との間で、ハングル普及への財政支援などをうたった文書に調印し、バウバウに韓国文化センターを建設する計画も進んでいる。だが、インドネシア政府の対応によっては事業全体が見直しを迫られる可能性もありそうだ。 》