子供の人権を無視する故にこうなる。
斯様に悲惨な事件も「躾」と称される。
この容疑者達だけが狂的なのではなく、子供への暴力を伴うパターナリズムが当たり前の状況自体が狂的なのです。
その状況を、無批判に前提としてしまうと、「こんな親達には任せておけない」と言う理屈で、法と行政によるパターナリズムの強化の方向へ行くかと。
そうではなく、児童の人権を擁護した上での育児支援の仕組みを整えなければならないのです。
行政によるパターナリズム強化の現れが、例えば、各地の青少年ナントカ条例であり、或いは、都庁の「青少年・治安対策本部」の設置などです(福祉保健局が有れば、こういう部署は、不要な筈なんですよね)。
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