東京都青少年健全育成条例「改正」案への意見(東京弁護士会による)

 東京弁護士会による、東京都青少年健全育成条例「改正」案についての意見です。

http://www.toben.or.jp/news/opinion/2010/20100512.pdf




こんなニュースも見つけました。
・ニュージランド検閲官「子供に暴力的なゲームをやらせた親は刑務所へ」発言に波紋 – ロケットニュース24(β)
http://rocketnews24.com/?p=6022

 小さなお子さんを保護下にされておいでで、行政によるパターナリズムと、法による表現規制を主張される方は、ここまで踏み込んだ主張も、されてみられるべきじゃないですかね。
 「青少年の健全育成」の為です。
 自分が捕まる覚悟くらい、決めておくべきですよね。



 豊島公会堂の催しにも、行って参りました。
 あれだけの面子は凄かったですけど、お一人お一人が話される時間が短いのは、勿体無かった様な。
 もっとじっくり伺いたかったです。


・Togetter - まとめ「どうする!? どうなる? 都条例―非実在青少年とケータイ規制を考える イベント実況」
http://togetter.com/li/21806



 “801ちゃん”の、大阪における法規制についての、ブログでのお言葉。
 「あなた”が選んで手に取った作品や趣味は必ず”あなた”の血肉となって”あなた”が大人になる手助けをしてくれます」
 沁みますなあ。


大阪府有害図書指定「となりの801ちゃん」の801ちゃんもブログで言及。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1202084&media_id=103
http://japan.techinsight.jp/2010/05/05072324.html

《あなたは「非実在青少年規制」なるものをご存知だろうか? マンガなどに登場する、18歳未満と見られるキャラクターの性表現を規制する条例で、東京都と大阪府が実施しようとしている。ネット上では「表現の自由を脅かすのではないか」「実際に被害者がいる児童ポルノとは違う」と、おおむね反対意見が多いようだ。大阪府では、実際にボーイズラブ誌が有害図書指定されたことで、今まで自由に手に取れていた雑誌が入手できなくなる。そんななか、腐女子界の代表とも言える”ある人物”が自身のブログで、現在の複雑な胸中を明らかにした。

ボーイズラブとは、少年、または青年といった男性同士の恋愛を描いたもの。マンガや小説でたくさんの作品が発売されている。
ボーイズラブを好む女性を、「腐女子」といい、「腐女子彼女。」や「となりの801ちゃん」といった作品で腐女子ブームも起こっている。

現在ではすっかり定着した「腐女子」の文化を脅かすものとして、非実在青少年規制が横たわっている。
そんな折、4月30日のブログ「となりの801ちゃん」で、当人である801ちゃんが、大阪府の規制について言及した。

ブログは「大阪に住んでいる18歳未満のあなたへ」というタイトルでつづられている。
腐女子」趣味は、大部分の人に理解されにくく、気持ち悪がられたり、異常だと思われることもあるけれど、”あなた”が選んで手に取った作品や趣味は必ず”あなた”の血肉となって”あなた”が大人になる手助けをしてくれます、と語った。

そして、今回の問題についてどうあるべきか、自分はどれが正しいのか分からないでいると告白。
規制の対象になったものには、刺激が強いものがあることも認めた上で、「大人として慎重によく話し合って決めねばならないことだと思います」と意見を述べた。

今回の突然の規制。大阪府だけが行ったとはいえ、今後全国に広がる可能性もある。
全国の腐女子たちから、彼女たちの文化を奪っていいのか、もっと議論が必要ではないのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 大滝ルカ)》