東京都青少年健全育成条例改正案の何が問題か、要点をまとめると。

1.具体的被害が立証されていない。
2.都条例だが、書籍の流通の仕組みから見て、指定書籍の流通・販売規制が全国に波及する。同人誌即売会も会場を借り難くなる。
3.用語の定義が不明確。恣意的な濫用と、思想統制の危険性が高い。
4.答弁で語られた問題については、規制が必要としても、既存の物で充分である。
5.複数の理由で憲法違反。
て、所ですか。
理解が浅ければ、後日、訂正・追加を致します。


・東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト
http://mitb.bufsiz.jp/
・「非実在青少年」規制問題・対策まとめ 
http://hijituzai.ehoh.net/

・全国同人誌即売会連絡会のHP
http://sokubaikairenrakukai.com/news1003.html
・「条例改正案全文の書類データ」
http://www1.odn.ne.jp/himagine_no9/20100224.pdf
藤本由香里氏「都条例“非実在青少年”の規制について」
http://twitpic.com/176xew
山口貴士氏「弁護士山口貴士大いに語る」
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2010/03/post-a2d1.html
・中杜カズサ氏「東京都青少年育成条例改正案における表現規制の危険性について語る」
http://d.hatena.ne.jp/nakakzs/20100228


警察庁の『漫画・アニメ・ゲーム表現規制法』検討会問題まとめ @Wik - 過去のニュースや出来事(3)
http://www11.atwiki.jp/stop_kisei/pages/32.html
・民主「児童ポルノ、家捜しして捨てろと?」→自民「1年間で廃棄を」→民主「年齢不明なものは」→自民「全て廃棄を」 - (´A`)<咳をしてもゆとり 
http://yutori2ch.blog67.fc2.com/blog-entry-451.html


以下、マイミクの豪腕ちはやさんの日記(文章の、更に元には、笹本祐一さんや藤本由香里さんも有ります)から、ご許可の上で転載させて戴きます。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1432326034&owner_id=10052722
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【警告】思想警察の足音 2010年03月09日01:39

●●●以下転載●●●


 このところ、われわれ物書きの間では笑いの種になっていたおバカな条例が、実は成立寸前だと知って、にわかに波紋が広がっています。

 アニメや漫画、ゲームに登場するキャラクターを「非実在青少年」として、生身の人間と同等に扱い、これを登場させた作品を児童ポルノとして厳しく規制しようというもので、所持しているだけでも処罰の対象となる由です。

 ある方の言葉を借りれば、「東京都の「非実在青少年」規制。エッチな漫画が読めなくなるだけの問題じゃありません。これが通ると、私たちの表現や言論を、国や行政が勝手に「有害」かどうかを認定する権利があると認めることになります。思想信条は無条件に自由であるべきで、それを無条件に表現できなければ自由ではありません」ということになります。

 以下は、編集者から評論家、研究者に転身した藤本由香里・明治大准教授の日記からの転載で、できるだけ多くの人に知ってほしいということで、ここに掲出する次第です。

 すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、2月24日に、東京都青少年健全育成条例の改正案が出され、その中に、「非実在青少年」(つまり実写でなく、マンガ・アニメ・ゲームに出てくる青少年)への規制が盛り込まれています。
これは、 「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの」と規定されており、つまり設定が18才以上になっていても、「18歳以下に見えれば」ダメ、ということです。
 つまり、国の方で何度も改正(改悪)が話題に上りながらも、反対が多く先に進まないでいる「児童ポルノ法」における、「単純所持規制」(=とくに売買する意思を持っていなくとも、「児童ポルノにあたるもの」を単純に「持っている」だけで逮捕)、「マンガ・アニメ・ゲームその他、画像として描かれる青少年の姿にも児童ポルノ法を適用する」というもくろみを、都の条例で先に決め、規制してしまおうという法律です。
 なので、今のところ罰則はありませんが、「単純所持」も禁止されています。
 おまけに、上記に規定された意味での「児童ポルノ」(つまり非実在青少年を含む)の根絶に向けて努力し、都に協力するのが「都民の義務」と規定されています。

第十八条の六の四 何人も、児童ポルノをみだりに所持しない責務を有する。
2 都民は、都が実施する児童ポルノの根絶に関する施策に協力するように努めるものとする。
3 都民は、青少年をみだりに性的対象として扱う風潮を助長すべきでないことについて理解を深め、青少年性的視覚描写物が青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害するおそれがあることに留意し、青少年が容易にこれを閲覧又は観覧することのないように努めるものとする。

 これだけ読むと、青少年が読まないよう留意すればいいのかと思うかもしれませんが、成人が読むものもすべて、規制の対象になります。
都条例の改正案の全文は以下で読めます。
このうち、後半の、とくに赤で反転してあるところが重要な部分です。
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-cbc1.html

また、今日、いままさに行われている緊急集会のお知らせ
http://icc-japan.blogspot.com/2010/02/blog-post_27.html
も含め、この問題に関する基本情報をまとめたサイトは以下です。
http://mitb.bufsiz.jp/

「18歳以下に見える」とか、「不健全」とか、いくらでも恣意的に解釈できる条文の上に、これらの規制を推進しようとする都に対し、全面的に協力するのが「都民の義務」とするなど、これは戦前戦中のファシズムか? 「非国民」!とどこが違うの? と言いたくなるくらい問題のある法律なのですが、問題は、

今の状況だとほぼ間違いなく、この法律は通ってしまう!

ということです。
 そして、出版社のほとんどすべてが東京に集中している中で、この法律が通ることは、国の法律ができたのと同じ効果を持ちます。
 にもかかわらず、不思議なことに、ネットでも、マイミクさんの日記やMLでも、この問題はほとんどまともには話題になっていません。おそらく、あまりにもばかばかしい規定ゆえに「半笑い」的なコメントが多く、みんな「こんなばかばかしい規定、通るはずない、と思っているのだと思います。なぜかネットでも、個人のブログや痛いニュース以外に、信頼できるとされる一般メディア(新聞系のニュースなど)でこれを取り上げているところはないし、新聞でも報道されていないので、みんな冗談だと思っているのだと思います。
 けれど、繰り返しますが、

 今の状況だとほぼ間違いなく、この法律は通ってしまう!

 2月24日に案が発表されて、都民が意見が言えるのは25日まで(つまり1日だけ)。
 議会での質問が許されるのは3月4日(代表質問)・5日(一般質問)だけで、これも数日前には質問を提出していなければならない。(つまり議員でさえ、検討できるのは3日程度)
 で、18日の13:00の付託議案審査がもっとも重要で、今月末には投票、決定、ということになります。

 現在、都議会の会派は石原都政与党(自民、公明、平成維新の会)が62議席石原都政野党(民主、生活者ネットワーク、共産、自治市民)が65 議席という構成です。
 野党が全員反対にまわれば、否決できるのですが、今のところ、民主党内ですら、意見統一がとれていない。知人によれば、

?都議では野党の民主議員が全部法案可決に反対しても過半数に満たず、
民主自体もきれいに可決反対で意見がまとまっているわけではない。
?今回はこの法案はケイタイ・ネットに関する法案とセットで提出されており、
このケイタイ・ネット関係の法案はちょっと現段階ではあまりに穴がありすぎ、ほぼ通らない
ということになっていて、それが災いする可能性も高い。つまり二つあげたもののうち二つともが
否決されることは珍しく、ひとつを通さない代わりにひとつを通すということは議会ではよくある。
こうしたことから、この法案は何もしないでいると通る可能性が高いだろう」

ということです。
 けれど、先日、もう賛成を決めているからダメだろう…と言われていた、「生活者ネットワーク」の議員さんにヤマダさんたちと一緒にお話をしに行ってきたら、ちゃんと聞いてもらえた、という感触を持ちました。そして、この法案の危険性を訴えたのが、ほぼ私たちが初めてのようだったのが印象的でした。
 都議の方たちも、あまりにも現場から何も反対の声が上がってこないので、不思議に思う状況のようです。現場から反対の声があがらないとどうしようもない、との声も聞かれました。
 私もあまりにみんな騒いでいないので、半信半疑だったのですが、各方面に確かめても、「このままだと通る」ことは確実です。
 まだ間に合うかもしれません。広報の手段を持っている方は、この法案の危険性を、早く、広く、伝えていただければと思います。


●●●以上転載●●●

笹本祐一さんの日記より引用させて頂きました。

都の、こうした思想警察的な動きには、石原の特高とも呼ぶべき土屋民主党都議(民主が政権を握った時に自民寄りのことを発表して物議をかもした人物)の匂いを感じる。

皆さんは覚えておられるだろうか。かつて私がmixi日記に書いた男のことだ。……長女の高校卒業式で君が代に起立しない生徒を「この非国民」と怒鳴りつけ、穏健に「国歌について考えよう」というコピーチラシを式典後に配ろうとしていた退職教師のF氏を「サヨク的に卒業式に殴りこんだトンチキ教師」とマスコミやネットニュースや2ちゃんねるに喧伝した男である。この土屋の動きは自由な校風の都立高校に対する規律という名の思想的干渉にとどまらず、ついに「石原慎太郎憲兵」と東京新聞鎌田慧氏に書かれたほどである。わたしが民主党嫌いなのは実に、この男のせいだといっても過言ではない。

はっきりいって美少年エロゲームの愛好者がどうなろうと私は知ったことではない。ウチの長男を含めてアホとしか思えないからだ。だが、それと、美少女キャラのあらゆる媒体の所有者・作者・発行者を取り締まろうとする動きとは別の問題だ。

これは「根切り」の発想である。室町六代将軍義教や信長が気に入らぬ宗教勢力を根絶やしにしようとしたのと同じ発想だ。自分がエロいと感じるもの、自分が不快に思うもの、自分の価値基準に照らして良からぬと感じた存在を根こそぎ消滅させようという「俺の感性に従え」主義に他ならない。

このような動きがまたしても東京都に出てきたことに私は表現者として危機を感じる。
そして、まだ自分の周囲の人々が冷静なうちに訴えておきたいと思う。

・・・かの小泉時代の、暗黒のネット思潮を記憶し、誰でも簡単に(そう、大好きなあなたでさえ)権力の望む「多数派」に自ら進んで成り得ると知ってしまったからである。


ここに私は、「東京都の「非実在青少年」規制に対して、断固として【否】を唱える次第である。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


出版業界震撼!「青少年育成条例」改正でロリマンガが消滅する!?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1138585&media_id=53
http://news.ameba.jp/cyzo/2010/03/60001.html

この条例の何が問題か、要点をまとめると。
1.槍玉に揚げられている描写の有る(改正案が通ると、新たに『不健全』指定されることになる)書籍による、具体的被害が立証されていない。
2.都条例だが、書籍の流通の仕組みから見て、指定書籍の流通・販売規制が全国に波及する。同人誌即売会も会場を借り難くなる。
3.用語の定義が不明確。恣意的な濫用と、思想統制の危険性が高い。
4.答弁で語られた問題については、規制が必要としても、既存の物で充分である。
5.複数の理由で憲法違反。
て、所ですか。
理解が浅ければ、後日、訂正・追加を致します。
・東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト
http://mitb.bufsiz.jp/
・「非実在青少年」規制問題・対策まとめ 
http://hijituzai.ehoh.net/
・全国同人誌即売会連絡会のHP
http://sokubaikairenrakukai.com/news1003.html
・「条例改正案全文の書類データ」
http://www1.odn.ne.jp/himagine_no9/20100224.pdf
藤本由香里氏「都条例“非実在青少年”の規制について」
http://twitpic.com/176xew
山口貴士氏「弁護士山口貴士大いに語る」
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2010/03/post-a2d1.html
・中杜カズサ氏「東京都青少年育成条例改正案における表現規制の危険性について語る」
http://d.hatena.ne.jp/nakakzs/20100228
警察庁の『漫画・アニメ・ゲーム表現規制法』検討会問題まとめ @Wik - 過去のニュースや出来事(3)
http://www11.atwiki.jp/stop_kisei/pages/32.html
・民主「児童ポルノ、家捜しして捨てろと?」→自民「1年間で廃棄を」→民主「年齢不明なものは」→自民「全て廃棄を」 - (´A`)<咳をしてもゆとり 
http://yutori2ch.blog67.fc2.com/blog-entry-451.html
以下、マイミクの豪腕ちはやさんの日記(文章の、更に元には、笹本祐一さんや藤本由香里さんも有ります)から、ご許可の上で転載させて戴きます。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1432326034&owner_id=10052722
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【警告】思想警察の足音 2010年03月09日01:39
●●●以下転載●●●
 このところ、われわれ物書きの間では笑いの種になっていたおバカな条例が、実は成立寸前だと知って、にわかに波紋が広がっています。
 アニメや漫画、ゲームに登場するキャラクターを「非実在青少年」として、生身の人間と同等に扱い、これを登場させた作品を児童ポルノとして厳しく規制しようというもので、所持しているだけでも処罰の対象となる由です。
 ある方の言葉を借りれば、「東京都の「非実在青少年」規制。エッチな漫画が読めなくなるだけの問題じゃありません。これが通ると、私たちの表現や言論を、国や行政が勝手に「有害」かどうかを認定する権利があると認めることになります。思想信条は無条件に自由であるべきで、それを無条件に表現できなければ自由ではありません」ということになります。
 以下は、編集者から評論家、研究者に転身した藤本由香里・明治大准教授の日記からの転載で、できるだけ多くの人に知ってほしいということで、ここに掲出する次第です。

 すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、2月24日に、東京都青少年健全育成条例の改正案が出され、その中に、「非実在青少年」(つまり実写でなく、マンガ・アニメ・ゲームに出てくる青少年)への規制が盛り込まれています。
これは、 「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの」と規定されており、つまり設定が18才以上になっていても、「18歳以下に見えれば」ダメ、ということです。
 つまり、国の方で何度も改正(改悪)が話題に上りながらも、反対が多く先に進まないでいる「児童ポルノ法」における、「単純所持規制」(=とくに売買する意思を持っていなくとも、「児童ポルノにあたるもの」を単純に「持っている」だけで逮捕)、「マンガ・アニメ・ゲームその他、画像として描かれる青少年の姿にも児童ポルノ法を適用する」というもくろみを、都の条例で先に決め、規制してしまおうという法律です。
 なので、今のところ罰則はありませんが、「単純所持」も禁止されています。
 おまけに、上記に規定された意味での「児童ポルノ」(つまり非実在青少年を含む)の根絶に向けて努力し、都に協力するのが「都民の義務」と規定されています。
第十八条の六の四 何人も、児童ポルノをみだりに所持しない責務を有する。
2 都民は、都が実施する児童ポルノの根絶に関する施策に協力するように努めるものとする。
3 都民は、青少年をみだりに性的対象として扱う風潮を助長すべきでないことについて理解を深め、青少年性的視覚描写物が青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害するおそれがあることに留意し、青少年が容易にこれを閲覧又は観覧することのないように努めるものとする。
 これだけ読むと、青少年が読まないよう留意すればいいのかと思うかもしれませんが、成人が読むものもすべて、規制の対象になります。
都条例の改正案の全文は以下で読めます。
このうち、後半の、とくに赤で反転してあるところが重要な部分です。
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-cbc1.html
また、今日、いままさに行われている緊急集会のお知らせ
http://icc-japan.blogspot.com/2010/02/blog-post_27.html
も含め、この問題に関する基本情報をまとめたサイトは以下です。
http://mitb.bufsiz.jp/
「18歳以下に見える」とか、「不健全」とか、いくらでも恣意的に解釈できる条文の上に、これらの規制を推進しようとする都に対し、全面的に協力するのが「都民の義務」とするなど、これは戦前戦中のファシズムか? 「非国民」!とどこが違うの? と言いたくなるくらい問題のある法律なのですが、問題は、
今の状況だとほぼ間違いなく、この法律は通ってしまう!
ということです。
 そして、出版社のほとんどすべてが東京に集中している中で、この法律が通ることは、国の法律ができたのと同じ効果を持ちます。
 にもかかわらず、不思議なことに、ネットでも、マイミクさんの日記やMLでも、この問題はほとんどまともには話題になっていません。おそらく、あまりにもばかばかしい規定ゆえに「半笑い」的なコメントが多く、みんな「こんなばかばかしい規定、通るはずない、と思っているのだと思います。なぜかネットでも、個人のブログや痛いニュース以外に、信頼できるとされる一般メディア(新聞系のニュースなど)でこれを取り上げているところはないし、新聞でも報道されていないので、みんな冗談だと思っているのだと思います。
 けれど、繰り返しますが、
 今の状況だとほぼ間違いなく、この法律は通ってしまう!
 2月24日に案が発表されて、都民が意見が言えるのは25日まで(つまり1日だけ)。
 議会での質問が許されるのは3月4日(代表質問)・5日(一般質問)だけで、これも数日前には質問を提出していなければならない。(つまり議員でさえ、検討できるのは3日程度)
 で、18日の13:00の付託議案審査がもっとも重要で、今月末には投票、決定、ということになります。
 現在、都議会の会派は石原都政与党(自民、公明、平成維新の会)が62議席石原都政野党(民主、生活者ネットワーク、共産、自治市民)が65 議席という構成です。
 野党が全員反対にまわれば、否決できるのですが、今のところ、民主党内ですら、意見統一がとれていない。知人によれば、
?都議では野党の民主議員が全部法案可決に反対しても過半数に満たず、
民主自体もきれいに可決反対で意見がまとまっているわけではない。
?今回はこの法案はケイタイ・ネットに関する法案とセットで提出されており、
このケイタイ・ネット関係の法案はちょっと現段階ではあまりに穴がありすぎ、ほぼ通らない
ということになっていて、それが災いする可能性も高い。つまり二つあげたもののうち二つともが
否決されることは珍しく、ひとつを通さない代わりにひとつを通すということは議会ではよくある。
こうしたことから、この法案は何もしないでいると通る可能性が高いだろう」
ということです。
 けれど、先日、もう賛成を決めているからダメだろう…と言われていた、「生活者ネットワーク」の議員さんにヤマダさんたちと一緒にお話をしに行ってきたら、ちゃんと聞いてもらえた、という感触を持ちました。そして、この法案の危険性を訴えたのが、ほぼ私たちが初めてのようだったのが印象的でした。
 都議の方たちも、あまりにも現場から何も反対の声が上がってこないので、不思議に思う状況のようです。現場から反対の声があがらないとどうしようもない、との声も聞かれました。
 私もあまりにみんな騒いでいないので、半信半疑だったのですが、各方面に確かめても、「このままだと通る」ことは確実です。
 まだ間に合うかもしれません。広報の手段を持っている方は、この法案の危険性を、早く、広く、伝えていただければと思います。
●●●以上転載●●●
笹本祐一さんの日記より引用させて頂きました。
都の、こうした思想警察的な動きには、石原の特高とも呼ぶべき土屋民主党都議(民主が政権を握った時に自民寄りのことを発表して物議をかもした人物)の匂いを感じる。
皆さんは覚えておられるだろうか。かつて私がmixi日記に書いた男のことだ。……長女の高校卒業式で君が代に起立しない生徒を「この非国民」と怒鳴りつけ、穏健に「国歌について考えよう」というコピーチラシを式典後に配ろうとしていた退職教師のF氏を「サヨク的に卒業式に殴りこんだトンチキ教師」とマスコミやネットニュースや2ちゃんねるに喧伝した男である。この土屋の動きは自由な校風の都立高校に対する規律という名の思想的干渉にとどまらず、ついに「石原慎太郎憲兵」と東京新聞鎌田慧氏に書かれたほどである。わたしが民主党嫌いなのは実に、この男のせいだといっても過言ではない。
はっきりいって美少年エロゲームの愛好者がどうなろうと私は知ったことではない。ウチの長男を含めてアホとしか思えないからだ。だが、それと、美少女キャラのあらゆる媒体の所有者・作者・発行者を取り締まろうとする動きとは別の問題だ。
これは「根切り」の発想である。室町六代将軍義教や信長が気に入らぬ宗教勢力を根絶やしにしようとしたのと同じ発想だ。自分がエロいと感じるもの、自分が不快に思うもの、自分の価値基準に照らして良からぬと感じた存在を根こそぎ消滅させようという「俺の感性に従え」主義に他ならない。
このような動きがまたしても東京都に出てきたことに私は表現者として危機を感じる。
そして、まだ自分の周囲の人々が冷静なうちに訴えておきたいと思う。
・・・かの小泉時代の、暗黒のネット思潮を記憶し、誰でも簡単に(そう、大好きなあなたでさえ)権力の望む「多数派」に自ら進んで成り得ると知ってしまったからである。
ここに私は、「東京都の「非実在青少年」規制に対して、断固として【否】を唱える次第である。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
出版業界震撼!「青少年育成条例」改正でロリマンガが消滅する!?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1138585&media_id=53