ワタミと同じ事。

この狂った秩序意識が、即ち自民党
その思想と手法が、組織全体と≒、故に。
ワタミは、選挙で比例に擁立され、片山は、総務大臣政務官などと重用される。

彼女の「ナマポ」叩きに喝采していた、そこの貴方。
実の所、生活保護の不正受給は、全体的に見れば誤差程度です。
さして高くはない「濫給率」などより、存分に高い「漏給率」の方が深刻なのです。
貰って然るべき人の2割程度にしか支給出来ていない(フランスでは捕捉率8割くらいの由)、捕捉率の低さこそが問題です。
そして、生活保護のお金は、原則、必ず消費されます(貯金する事は規約違反。少しずつ貯めていたお婆さんが、其れが理由で支給を打ち切られた事すら有る由)。
1倍程度の「乗数効果」が見込めますので、出した分は、税金として戻ります。
金を世間に流して景気を良くしようという、「アベノミクス」の趣向で言えば、むしろ相性が宜しい筈なのですが。
企業だけにお金を流すより。
労働者や生活困窮者に流した方が、より、世の中の隅々まで、お金が廻りますからね。

そして、不正受給を、効率度外視で取り締まろうとしたら、そのコストの方が、高く付くのです。
また、近親者の扶養義務を強化したら、どの様な惨事になるかは、容易に想像が付こうというものです。

表現規制についても同じ事。
国や地方公共団体や警察等々のリソースは、有限です。
有害性が立証されていない、非実在の何かに、それを費やすのは、結果として、実在する被害者へのリソースが減少し、結果、誰かを見殺しにする事になりかねません。
また、市場における、実在の誰かが搾取されたコンテンツの売上を、非実在を材としたそれが奪い、結果、前者に打撃を与え、間接的に、実在の被害者への救済に繋がらないではないかも知れません(なお、これは、米国の裁判所の意見です)。


斯様な論理を蹴り飛ばし(勿論、「児童の人権」も、「表現の自由」も。何せ、あの改憲草案)。
非論理お構い無しで暴走する感情と独善。
それが、片山さつきであり、そして、自民党です。


生活保護叩きも、表現規制も、何も変わらないのです。




児童ポルノ禁止法改正案で初音ミクを語る!? 片山さつき議員の発言にネットで戸惑いの声
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1307/03/news097.html
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=2490817

《6月30日に東京青年会議所(東京JC)が開催した参院選党代表討論会で、自民・公明・日本維新の会が共同提出した児童ポルノ禁止法改定案について、自民党片山さつき議員が表明した見解が話題になっている。イベントの様子はニコニコ生放送で配信され、タイムシフト視聴が可能。


参院選党代表討論会で語る片山さつき議員 片山議員は、ネット上の改正案の議論に対して、「盛り上がることは凄く良いが、明日から漫画やアニメが駄目になるという論調になってしまう。全くそんなことはない」「クリエイティビティをできるだけ侵すことがないようにという議論は党内にもある。センシティブにならなくても大丈夫だとはっきり申し上げたい」とコメント。

 視聴者から「それならなぜわざわざ付帯をつけたのか」「条文ではそうなっていない」などの指摘が相次ぎ、コーディネーターの津田大介さんが不安視するユーザーの声を伝えたところ、「今日本で一番売れてる歌手の1人は明らかに初音ミクですよね? 初音ミクがある日突然引退したり亡くなったら、あしたのジョーの力石のお葬式並みになると思う。そういうアイコンが作られて、そこにどんどん若者が入ってしまったなかで、児童ポルノ的な、扇情的なものをしょっちゅう見せられて、それが犯罪に走らないと言い切れるのかどうか」と持論を展開。やや唐突な流れに、「例えがずれすぎ」「何を言ってるんだ?」と戸惑うコメントが多数見受けられた。

 改正案は、児童ポルノの単純所持禁止に加えて、漫画やアニメの性的表現といった広範な規制に繋がる項目があることから大きな議論を呼び、現在は継続審議となっている。》