首相の問責決議可決、4法案が廃案に…参院

(読売新聞 - 06月26日 13:02)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130626-OYT1T00779.htm

《第183通常国会は26日、150日間の会期を終え、閉会する。

 だが、参院ではこの日も与野党の対立が続き、野党が提出していた安倍首相への問責決議が26日午後の参院本会議で可決された。

 これに伴い、26日に採決が予定されていた電気事業法改正案など4法案が廃案となる。与野党対立が解けないまま、各党は7月4日公示、21日投開票予定の参院選に向け、事実上の選挙戦に突入する。

 問責決議への賛成は125票、反対105票だった。生活の党とみどりの風社民党の3党が25日に提出した問責決議を巡っては、26日には4法案の採決が予定されていたため、与党と民主党は採決せずに4法案の処理を優先する方向だった。だが、26日午前の参院議院運営委員会理事会でみんなの党が問責決議の採決を強く主張し、民主党野党共闘を優先して一転、採決に応じることにした。》