児童の性的虐待は、実父が最多の由です。

 もういっそ、育児は免許制度にしたらどうでしょうか。
 子供達を守る為には、「有害」な書籍等より、保護者失格者をこそ、遠ざけるべきです。

 身近な相対的弱者への、性的虐待も暴力も、或いは過度のパターナリズムも、要は支配欲と所有欲であり、弱さの現われなのでしょう。

 虐待の被害者だった人間が、長じて虐待の加害者になることも高い率で有る事だそうで、無残なものですよ。



・児童の性的虐待、実父が最多…発見より難しく
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100407-00000518-san-soci

【4月7日10時49分配信 産経新聞

 神奈川県中央児童相談所藤沢市)がまとめた「児童相談所における性的虐待調査報告書」で、性的虐待の多くが父親によって行われ、子供の告白がなければ発見が難しい実態が浮かび上がった。同相談所は発見の鍵となる学校などで研修を行い、早期発見・介入につなげたい考えだ。

 報告書は、平成18〜20年度の3年間に県児童相談所5カ所で受理した18歳未満の性的虐待相談108件の実態調査をまとめた。

 それによると、被害を受けた子供のほとんどが女子で93%を占めた。虐待者では実父の34%が最多。次いで「実父以外の父(継父、養父)」31%、「母親の内縁の夫」10%の順で、主に父親が行っていた。

 虐待者の63%が定職に就いることも判明。保護の怠慢・拒否や身体的虐待など他の虐待では無職・不安定が多いのに比べ、社会的な信用を得ている事例が多いのも、発見の遅れにつながっている一因とみられる。

 虐待の内容は「身体接触を伴う性行為」の88件が飛び抜けて多かった。虐待を受け始めた年齢は8〜13歳に集中し、多くが小学生のうちに始まっていた。中央児童相談所は「親が言うことを聞かせやすい年齢に始まる。あざができたりせず、母親不在時に密室で行われ、発覚しにくい」と指摘する。

 こうした虐待は「子供の告白」で発覚した事例が68%、「家族が目撃」11%。「家族などが子供の行動症状(年齢不相応の性的言動など)から疑う」9%など家族が気付く事例は少なかった。告白の相手は学校教職員28%がトップだった。

 同相談所は「相手が親であっても嫌なことは嫌と言っていいこと、被害に遭っても自身の価値は変わらないことを子供たちに知ってほしい」と呼びかけている。】



・虐待の父、児相に「キスしたらアザできた」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1175094&media_id=88
http://www.news24.jp/articles/2010/04/13/07157300.html

【< 2010年4月13日 16:01 >

 大阪・大東市の虐待事件で、逮捕された父親・木邨諒容疑者(21)が、児童相談所には子供のアザについて「キスをしたらできた」などとウソの説明をしていたことがわかった。

 木邨容疑者は、生後数か月の長男の頭を水道の蛇口にぶつけるなどの虐待をして大ケガをさせた疑いで逮捕された。これまでの警察の調べでは、今年1月に長男が入院した際、顔や体には複数のアザがあったことがわかっているが、木邨容疑者は当時、児童相談所に対して「かわいいあまりにキスをしたらアザができた」などとウソの説明をしていたことが新たにわかった。

 木邨容疑者は逮捕後の調べに対し、長男が生後2か月に満たない去年11月から虐待していたことをほのめかしていて、「育て方がわからなかった」などと話しているという。】