尊法精神が無くなりますなあ。

 「社会的制裁を受けているなどの理由で不起訴(起訴猶予)とした。」ですとさ。
 他の犯罪者も、解雇されたり実名を報道されたりで社会的損害を受けますが、差別無く、不起訴や起訴猶予で済ませて貰えているのですかね?

この御仁曰く、「被害者や組織、家族に迷惑をかけた」とのことですが。
他に、何か貴重なものに害を被らせた自覚は、無いのですかね。

この御仁については当然ですが、名古屋地検についてもです。


以前、警察官に不当な目に合わされた人間としては、「《特別公務員暴行陵虐》での有罪を出したくなかったのではないか」って勘繰りをしてしまいますね。


■被害相談の女性にわいせつ、警部補を懲戒免職
(読売新聞 - 03月26日 14:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1154702&media_id=20
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100326-OYT1T00602.htm

 【詐欺事件の被害相談で愛知県警岡崎署を訪れた女性に取調室でわいせつな行為をしたとして、特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕された同署刑事課の鈴木卓彦警部補(49)(起訴猶予)について、県警は26日、懲戒免職処分とし、神谷博幸・同署長ら3人を本部長注意などの処分にしたと発表した。


 鈴木警部補は昨年6〜7月、同署の取調室で計6回、40歳代の女性会社役員の体を触るなどわいせつ行為をしたとして、先月23日、逮捕された。

 その後、名古屋地検は、鈴木警部補が逮捕され、社会的制裁を受けているなどの理由で不起訴(起訴猶予)とした。

 鈴木警部補は「被害者や組織、家族に迷惑を掛け、深く反省している」と話しているという。

(2010年3月26日14時05分 読売新聞)】


追記

面白そうなブログを見つけたのでリンクを。

Yahoo!ブログ - 警察官の最悪な物語(実話ニュース)
http://blogs.yahoo.co.jp/akutoku_police
・警察不祥事の30年史 - pbi
http://www.web-pbi.com/affair.htm
・昭和35年版 犯罪白書 第二編-第一章-二-4
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/1/nfm/n_1_2_2_1_2_4.html


愛知県警本部に、直接電話で尋ねてみましたが、今のところ、犯人を、「強制わいせつ」では逮捕していないらしいです。
「強制わいせつ」は親告罪ですから、被害者が告訴していない可能性も有りますが。
ちなみに、告訴期間について。
強制わいせつ罪・強姦罪・わいせつ・結婚目的略取・誘拐罪などにつき行う告訴については、被害者が精神的ショックなどから告訴するまでに時間がかかることを考慮して、告訴期間の制限は2000年の刑事訴訟法改正でなくなった(同項柱書但書、1号)由です。

この件の詳細を、一番把握しているのは県警本部の監察と、あとは名古屋地検ですか。
週明け、改めて問い合わせてみる積りです。


一般人なら、当然、罪に問われる事例で、警察官は目こぼしを受けることが、まま有る様で。
戸部警察署事件とか。

http://www.howitzer.jp/tobe/

警察官だって人間です。
悪さをすることは有り得ます。
そのこと自体は、或る意味、しょうがないです。
ですが、ならば、それを抑えるべく、工夫が有るべきです。
治安、そして法を守る者の悪事は、一般人に対する以上に、厳しくあるべきでしょう。
なのに、それどころか、然るべき自浄作用が、体制側において、この件の様に、著しく鈍いのが。

胸糞が悪くなり、そして背筋が寒くなります。

「起訴・不起訴における、社会的制裁の考慮」についてのガイドラインでも有るなら、是非知りたいものですね。

「社会的制裁を受けているなどの理由で不起訴(起訴猶予)とした。」ですとさ。
他の犯罪者も、実名を報道されたりで社会的損害を受けますが、不起訴で済ませて貰えているのですかね?

この御仁曰く、「被害者や組織、家族に迷惑をかけた」とのことですが。
他に、何か貴重なものに害を被らせた自覚は、無いのですかね。

この御仁については当然ですが、名古屋地検についてもです。


以前、警察官に不当な目に合わされた人間としては、「《特別公務員暴行陵虐》での有罪を出したくなかったのではないか」って勘繰りをしてしまいますね。


■被害相談の女性にわいせつ、警部補を懲戒免職
(読売新聞 - 03月26日 14:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1154702&media_id=20
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100326-OYT1T00602.htm

 【詐欺事件の被害相談で愛知県警岡崎署を訪れた女性に取調室でわいせつな行為をしたとして、特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕された同署刑事課の鈴木卓彦警部補(49)(起訴猶予)について、県警は26日、懲戒免職処分とし、神谷博幸・同署長ら3人を本部長注意などの処分にしたと発表した。


 鈴木警部補は昨年6〜7月、同署の取調室で計6回、40歳代の女性会社役員の体を触るなどわいせつ行為をしたとして、先月23日、逮捕された。

 その後、名古屋地検は、鈴木警部補が逮捕され、社会的制裁を受けているなどの理由で不起訴(起訴猶予)とした。

 鈴木警部補は「被害者や組織、家族に迷惑を掛け、深く反省している」と話しているという。

(2010年3月26日14時05分 読売新聞)】